卒論提出した

卒論提出して、発表も終わった。

これでいよいよ大学生活も終わりなわけだけど、やっぱり卒研はこの4年の中でもとても貴重な体験だったので、思ったことを書いておく。

今回は卒研ということで色んなところで大目に見てもらったけど、大学院進んだらそうはいかないと思うし...

 

背景や関連研究を調べる

研究する上ではとても当たり前なことだけど、とても難しかった。初めはいくつか最近の論文読めば大体分かるだろう、くらいにしか思ってなかったけど、何が研究されていているのかを調べるのはかなり大変。どこから手をつければいいか分からず、先生方に読むべき論文を教えてもらったものの、結局最後まで背景が完全に分かっているとは言えない状況だった。

そもそもまともに論文を読むことすらできていないわけだから、日頃からコツコツ論文を読んでいく癖をつけないとマズい。

 

ある程度結果を予測してから手を動かす

卒研で一番印象的だったのはこれ。新しい手法ならビャーっと実装してその結果を眺めながらその後の方針を決めて行けばいいと思っていたので、実装する前に何度もその手法について議論し、少なくとも悪い結果は出なさそうという見込みをつけてから実装したのは勉強になった。

新しいことをするということは、条件などで色々いじれるところがあるということなので、目先のものに飛びつく前に、何故それで上手くいく可能性があるのかをちゃんと考えることが大事。

 

人に見てもらうものは早めに書く

卒研の期間が結構短く、卒論も他所と比べるとかなり短いこともあり、締め切り10日前くらいまで放置した挙げ句、いざ書こうと白紙の原稿に向かい合ったらどう書けばよいか分からず色々手間取ってしまい、結局3日前くらいに一通り書き上げた。

先生も他に多くの仕事を抱えているわけで、細かいところまで見てもらうには少なくともあと数日は早く書き上げないといけなかった。

 

当日は何が起きるか分からない

まず当日までに1回も印刷しないのは良くない。

PDFで何回も見てたから大丈夫だろうと思っていたが、表紙のタイトルの位置が悪いことに当日印刷してみて初めて気づき微調整。その後要旨を両面印刷しようとしたら、過去にそのプリンタでできた実績があるにも関わらず、その時何故かできずとても困った。(同期に別のプリンタで印刷してもらって難を逃れた)

 

そして、提出期限ギリギリに間に合うように行くのもダメ。

電車を待っているとき、もし今どこかで人身事故が起きて、電車が10分も遅れれば間に合わなくなることに気づいて焦った。結果的に何事もなくて良かったけど...

 

スライド作成

発表の予行練習を1週間前から何回かやらせてもらって、コメントをもらえたのはとても良かった。 1週間前の時点で大体できていると、後は微調整だけで済むので精神的にも良い。

スライドを作る際には誰に向けて発表するかが大事だが、今回は学科の3年生が聞いて分かることを目標に作った。

 

今まで時間を測って発表したことがなかったので、練習では時間を気にしてだいぶ飛ばし気味で話してしまい時間が余ってしまった。そこで全体を大きく4つに分けそれぞれに時間を配分して本番に臨んだところ、常に自分が想定より早いのか遅いのかが分かり、むやみに時間に追われることなく落ち着いて話せたのでオススメ。